青森県手話言語条例成立、7月6日施行/日常的に手話使える共生社会目指す

青森県手話言語条例の成立を喜ぶ三村申吾知事(前列左から2人目)と県ろうあ協会や手話通訳者団体のメンバーら=30日、青森県庁
青森県手話言語条例の成立を喜ぶ三村申吾知事(前列左から2人目)と県ろうあ協会や手話通訳者団体のメンバーら=30日、青森県庁
青森県ろうあ協会や手話通訳団体のメンバーが30日、県庁に三村申吾知事を訪ね、同日の県議会定例会本会議で県手話言語条例が可決、成立したことに謝意を表した。成立を契機に、県や関係団体は聴覚障害者と健常者が支え合い、日常的に手話が使える共生社会を.....
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青森県ろうあ協会や手話通訳団体のメンバーが30日、県庁に三村申吾知事を訪ね、同日の県議会定例会本会議で県手話言語条例が可決、成立したことに謝意を表した。成立を契機に、県や関係団体は聴覚障害者と健常者が支え合い、日常的に手話が使える共生社会を目指す。[br] 条例は▽理解を深めるため学習機会の提供や広報活動の充実▽教職員の手話に関する知識、技能を向上する研修会実施―などを掲げる。施行日は7月6日。[br] 条例制定は都道府県で29番目で、今年3月に施行された「県障害者の意思疎通手段の利用促進に関する条例」と二つ合わせた条例の成立は鳥取県、北海道に次ぎ3番目となる。[br] 三村知事と懇談した県ろうあ協会の中川原輝信副会長は「要望してきた条例が成立して大変うれしく思う。これからも当事者として県の取り組みに協力していきたい」と喜びをかみしめた。三村知事は「今日からがスタート。手話を言語として日常会話ができるような世の中を目指していく」と応じた。青森県手話言語条例の成立を喜ぶ三村申吾知事(前列左から2人目)と県ろうあ協会や手話通訳者団体のメンバーら=30日、青森県庁