「飲酒運転するな」十和田署が早朝取り締まり 大学生死亡事故で

ドライバーの呼気を確認する十和田署員
ドライバーの呼気を確認する十和田署員
六戸町で6月21日に大学生5人が死傷した交通事故を受け、十和田警察署(半澤一人署長)は28日早朝、飲酒運転などの取り締まりを実施した。署員16人が管内2カ所でドライバーにアルコール呼気検査をし、注意を呼び掛けた。 事故は21日午前5時15分.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
六戸町で6月21日に大学生5人が死傷した交通事故を受け、十和田警察署(半澤一人署長)は28日早朝、飲酒運転などの取り締まりを実施した。署員16人が管内2カ所でドライバーにアルコール呼気検査をし、注意を呼び掛けた。[br] 事故は21日午前5時15分ごろ、六戸町折茂畑刈下の国道45号で発生。現場は片側1車線で、緩やかな右カーブ。車は対向車線の歩道の街路灯に衝突した。運転していた大学生からは基準値を超えるアルコールが検出され、同署が事故の詳しい状況を調べている。[br] 同署は、市内飲食店街の“ミニ検問”などで日常的に取り締まりをしているが、今回の事案を受け、事故発生日時に近い日曜日の午前4時ごろから同6時ごろの検問を企画した。[br] 実施場所は、事故現場から約2キロ離れた十和田市三本木野崎の三本木畜産農業協同組合前と、北里大学からほど近い同市東二十三番町の三木野公園前の交差点付近。2班に分かれた署員が、ドライバーに安全運転を指導。その結果、シートベルトの未装着1件を摘発した。[br] 飲酒運転を撲滅するため、同署は今後も検問を強化する方針。宇部尚幸交通課長は、「自分だけでなく、相手やその家族の人生も壊してしまうのが飲酒運転。絶対に止めてほしい」と呼び掛けた。