19年度水揚げ数量1672トン、前年度比1%減/三沢市漁協総代会

三沢市漁協(門上馨組合長)は29日、市漁民研修センターで総代会を開き、2020年度事業計画書案など6議案を原案通り承認、可決した。19年度は、主要のサケ、ホッキガイなどの水揚げが前年度を下回り、数量は前年度比1%減の1672トン、金額は11.....
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 三沢市漁協(門上馨組合長)は29日、市漁民研修センターで総代会を開き、2020年度事業計画書案など6議案を原案通り承認、可決した。19年度は、主要のサケ、ホッキガイなどの水揚げが前年度を下回り、数量は前年度比1%減の1672トン、金額は11・9%増の7億9737万円だった。[br] 魚種類別取扱高(市場部取り扱い)を見ると、イカは851トン(61・8%増)、4億8088万円(70・8%増)。数量が若干回復したが依然低水準で、5年連続の不漁となった。一方、全国的な資源の減少による価格上昇で、金額が大きく伸びた。[br] サケは134トン(47・7%減)、9544万円(35%減)で、数量の減少が響いた。ホッキガイは280トン(33・6%減)、7252万円(21・5%減)だった。[br] 19年度決算は事業損失7232万円、事業外の収益から費用を差し引いた利益は7445万円。経常利益は213万円で黒字を確保した。剰余金は3万円、未処分剰余金は663万円となった。[br] 総代会は、新型コロナウイルス感染防止のため、理事と監事が集まり、総代があらかじめ提出した書面の内容を確認して議決した。