4送配電事業者、青森市のコールセンター共同運営開始/大規模災害への備え強化

4社での共同運営が始まった青森カダルコンタクトセンター=23日、青森市(中部電力パワーグリッド提供)
4社での共同運営が始まった青森カダルコンタクトセンター=23日、青森市(中部電力パワーグリッド提供)
北海道、中部、関西、中国の各電力から4月に法的分離した送配電事業者4社は23日、停電や送配電設備の問い合わせに対応するため、青森市に開設したコールセンター「青森カダルコンタクトセンター」の共同運営を始めた。各社の拠点地域から離れた場所にセン.....
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 北海道、中部、関西、中国の各電力から4月に法的分離した送配電事業者4社は23日、停電や送配電設備の問い合わせに対応するため、青森市に開設したコールセンター「青森カダルコンタクトセンター」の共同運営を始めた。各社の拠点地域から離れた場所にセンターを持つことで、近年多発している大規模災害への備えを強化する。[br] 4社は北海道電力ネットワーク(NW)と中部電力パワーグリッド(PG)、関西電力送配電、中国電力ネットワーク(NW)。センターの席数はそれぞれ5、35、20、10席。 センターは中部電が市内に開設していたバック・オフィスセンターを移転する形で昨年9月に開設。今年1月に関電、今月1日に北電NW、23日に中国電NWが参加した。[br] 平常時は各社の業務を行い、大規模停電が発生した場合などの非常時は全70席で被災した社の業務に当たる。業務はNTTデータ(東京)に委託する。[br] 100~120人態勢で運営。スタッフは地元出身者を中心に採用したという。中部電PGの担当者は「電話応答率の維持、向上につながると期待している」と述べた。4社での共同運営が始まった青森カダルコンタクトセンター=23日、青森市(中部電力パワーグリッド提供)