2019年度決算、当期純利益4期ぶり黒字/三陸鉄道(宮古)

第三セクターの三陸鉄道(岩手県宮古市)は22日、盛岡市で株主総会と取締役会を開き、2019年度決算などを承認した。経常損失は4億348万円で、前年度より赤字幅が2069万円拡大。一方、県や沿線自治体からの補助金を含む特別利益を加えた当期純利.....
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 第三セクターの三陸鉄道(岩手県宮古市)は22日、盛岡市で株主総会と取締役会を開き、2019年度決算などを承認した。経常損失は4億348万円で、前年度より赤字幅が2069万円拡大。一方、県や沿線自治体からの補助金を含む特別利益を加えた当期純利益は、前年度比1億6568万円増の1億5122万円となり、4期ぶりに黒字を計上した。[br] 営業収益は前年度比2億8597万円増の6億1483万円。リアス線の開業に伴い利用者が大きく増加したほか、夏冬ギフトの売り上げなども好調だった。[br] 経常費用は、人件費や修繕費、乗車券販売手数料の増加などにより、3億6827万円増の10億8846万円となった。[br] 任期満了に伴う役員人事では、中村一郎社長を再任。取締役に佐々木淳県ふるさと振興部長を、監査役に石塚恭路北日本銀行頭取をそれぞれ選任した。