薬研ジオサイト活性化へフィールドワーク

薬研ジオサイトの現状や課題を確認したフィールドワーク
薬研ジオサイトの現状や課題を確認したフィールドワーク
ものづくりで下北ジオパークの薬研ジオサイト活性化策を考えるフィールドワークが17日、むつ市大畑町の薬研渓流沿いで行われた。木造建築を学ぶ青森県立むつ高等技術専門校の訓練生らが、渓流沿いの遊歩道を散策し、現状や課題を確認。ゆったりと森林浴が楽.....
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 ものづくりで下北ジオパークの薬研ジオサイト活性化策を考えるフィールドワークが17日、むつ市大畑町の薬研渓流沿いで行われた。木造建築を学ぶ青森県立むつ高等技術専門校の訓練生らが、渓流沿いの遊歩道を散策し、現状や課題を確認。ゆったりと森林浴が楽しめるよう、必要な設備を考えた。来月中にも整備する設備を決定し、10月下旬までの完成を目指す。[br] フィールドワークは、同校や下北地域のまちおこし団体などで構成する「ものづくりでまちづくり実行委員会」(委員長・工藤雅弘同校校長)が主催した。[br] 実行委は下北ジオパークの日本ジオパーク再認定を後押ししようと、ものづくりを通した「下北ジオパーク応援プロジェクト事業」を実施している。2019年度は、同市田名部の斗南ケ丘ジオサイトに同校木造建築科の訓練生らが東屋やテーブル、ベンチを設置した。[br] フィールドワークには訓練生17人と同校職員5人、実行委員13人が参加。下北ジオパークガイドから薬研の成り立ちなどの説明を受けながら、ヒバ林や森林鉄道跡を通る約6キロのコースを、2時間半ほどかけて1周した。「津軽海峡マグロ女子会」が実施している健康増進プログラムも体験した。[br] コース内に休憩場所が少なかったり、渓流を眺めるスペースの木が傷んだりしていたことから、フィールドワーク終了後、訓練生からは、ベンチの設置や既存設備の改修を求める声が上がった。[br] 整備する設備は来月21日、実行委の第2回会合で決定する方針。薬研ジオサイトの現状や課題を確認したフィールドワーク