図書館を使った調べる学習コンクール(全国)で八戸市推薦の2作品入賞

観光庁長官賞を受賞した杉本よし埜さん(前列左)と佳作の土橋巧実君(同右)
観光庁長官賞を受賞した杉本よし埜さん(前列左)と佳作の土橋巧実君(同右)
図書館振興財団主催の2019年度・第33回図書館を使った調べる学習コンクール全国大会で、八戸市立北稜中1年の杉本よし埜さん(12)=当時根岸小6年=が、最高賞に次ぐ観光庁長官賞に輝いた。このほか、市立吹上小3年の土橋巧実君(8)=当時2年=.....
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 図書館振興財団主催の2019年度・第33回図書館を使った調べる学習コンクール全国大会で、八戸市立北稜中1年の杉本よし埜さん(12)=当時根岸小6年=が、最高賞に次ぐ観光庁長官賞に輝いた。このほか、市立吹上小3年の土橋巧実君(8)=当時2年=が佳作に入った。2人は思わぬ吉報に驚きつつも喜んでいる。[br] 同市は、昨年11月の市のコンクールで入賞した杉本さんと土橋君の2作品を全国コンクールへ推薦。全国から11万6603作品の応募があり、文部科学大臣賞、観光庁長官賞などに33作品、優良賞160作品、奨励賞299作品、佳作1540作品が選ばれた。[br] 杉本さんは「なにもないとは言わせない!郷土はみ力にあふれてる~三陸ジオパークのイエローカードが教えてくれたこと~」と題した作品を出品。多くの専門書を読み、家族と現地調査もした上でまとめた。[br] 土橋君は「なぜ?子どもはゲームがすきになるのか~『ゲームいぞん』にならないために~」をテーマに、家族や友人にインタビューをし、時間などのルール設定を提案した。[br] 2人は17日、市庁に伊藤博章教育長を訪ね、家族の協力を得て受賞できた喜びを報告。杉本さんは「自然の美しさといった魅力や防災の歴史を、地域が理解することが大事だと分かった」と語った。[br] 伊藤教育長は「家族の協力で、深みのある調査になっていた。分かる楽しさをこれからも大切にしてほしい」と労をねぎらった。[br] 2月に表彰式を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止された。観光庁長官賞を受賞した杉本よし埜さん(前列左)と佳作の土橋巧実君(同右)