百石高で給食実習 集団調理の技術磨く

調理服姿で給食を配膳する食物調理科の生徒
調理服姿で給食を配膳する食物調理科の生徒
青森県立百石高(中村豊校長)の食物調理科3年生による本年度の給食実習が12日、同校で始まった。調理担当の生徒が自ら考案したメニューの給食140食分を作り、同科の生徒や職員に提供。生徒らは季節の食材を楽しみながら、給食を味わった。 「総合調理.....
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 青森県立百石高(中村豊校長)の食物調理科3年生による本年度の給食実習が12日、同校で始まった。調理担当の生徒が自ら考案したメニューの給食140食分を作り、同科の生徒や職員に提供。生徒らは季節の食材を楽しみながら、給食を味わった。[br] 「総合調理実習」の一環で毎年実施しており、集団調理や接客、配膳などを学び、調理師になるための技術を身に付ける。[br] 毎週金曜に、3年生38人が4班に分かれて週替わりで調理を担当。ほかの班の生徒や同科の1、2年生、教職員らに提供する。本年度は13回予定されている。[br] 実習では献立作成や栄養計算、食材の発注などを生徒たちだけで行う。この日は、ちくわの磯辺揚げや山菜などが入った冷たいそば、おいらせ町産のイチゴを使ったデザートなど「初夏」をテーマにした4品目が並んだ。[br] 給食を食べた1年の二川目咲妃(さき)さん(15)は「夏らしいメニューでおいしかった。3年生を目標に、自分たちも頑張りたい」と笑顔で話した。[br] 実習でチーフを務めた3年の倉舘遼さん(18)は「時間を意識しながら140食を作るのは大変だった。おいしいと言ってもらえたので次も頑張りたい」と話した。調理服姿で給食を配膳する食物調理科の生徒