就職希望3349人、過去最少 来春の高卒予定者

青森労働局は12日、来年3月に県内の高校を卒業する生徒の求職動向調査(2020年5月現在)をまとめた。卒業予定者1万1408人(前年比5・1%減)のうち、29・4%に当たる3349人(11・1%減)が就職を希望。少子化の影響で、卒業予定者と.....
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 青森労働局は12日、来年3月に県内の高校を卒業する生徒の求職動向調査(2020年5月現在)をまとめた。卒業予定者1万1408人(前年比5・1%減)のうち、29・4%に当たる3349人(11・1%減)が就職を希望。少子化の影響で、卒業予定者と就職希望者は共に統計を始めた03年3月卒業者以来、過去最少となった。[br] 就職希望者のうち、学校や公共職業安定所の紹介(縁故採用や公務員を除く)による就職希望者は2794人(12・6%減)で、県内希望者は1792人(11・2%減)、県外希望者は1002人(15・1%減)。[br] 就職希望者のうち県内希望者の割合は64・1%で、前年に比べ1ポイント増加した。同労働局の担当者は「地元志向は高まっている。県内企業をPRしてきた結果ではないか」とみている。[br] 職業別では、「専門・技術・管理」と「生産工程・労務」が共に453人で最多。次いで「サービス」が388人、「事務」が331人なども多かった。