金額1億3819万円 過去10年で最低/八戸港5月水揚げ 

八戸市水産事務所が11日発表した5月の八戸港の水揚げ統計によると、数量は908トン(前年同月比8%減)、金額は1億3819万円(45%減)だった。金額は過去10年で初めて2億円を割った。単価の高いスルメイカの不漁が主な要因だが、新型コロナウ.....
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 八戸市水産事務所が11日発表した5月の八戸港の水揚げ統計によると、数量は908トン(前年同月比8%減)、金額は1億3819万円(45%減)だった。金額は過去10年で初めて2億円を割った。単価の高いスルメイカの不漁が主な要因だが、新型コロナウイルスにより多くの魚種で値が落ちた側面もあるという。[br] 月別の金額の過去最低は2カ月連続となる。漁業別では、機船底引き網は主力の中型船のスルメが3トン、151万円で、昨年の155トン、4819万円に比べ大幅減。大・小型船も含めた全体は810トン(13%増)、9191万円(46%減)だった。[br] 定置網のサバは36トン、253万円。季節外れの大漁に恵まれた昨年の180トン、1384万円から大きく後退した。[br] 沿岸商業捕鯨は大半がミンククジラで4トン、729万円。捕鯨船団は先月下旬から大畑港を拠点に津軽海峡で漁を行っており、今月下旬から北海道に拠点を移す見込み。[br] 1月からの累計は4161トン(1%減)、16億1770万円(3%減)となった。