三農高ラグビー部にジャージー寄贈/県内3社

中岫豊会長(右)から新しい練習用ユニホームを受け取る橋本尚歩主将
中岫豊会長(右)から新しい練習用ユニホームを受け取る橋本尚歩主将
新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会中止が続く中、7月23日から開催する青森県高校総合体育大会の代替大会に向けて練習に励む県立三本木農業高ラグビー部。そんな部員たちを励まそうと、OBが経営に携わる県内の3企業が6日、同校ラグビーグラウンド.....
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会中止が続く中、7月23日から開催する青森県高校総合体育大会の代替大会に向けて練習に励む県立三本木農業高ラグビー部。そんな部員たちを励まそうと、OBが経営に携わる県内の3企業が6日、同校ラグビーグラウンドで練習用ジャージーを寄贈した。選手たちは先輩の心遣いに感謝し、代替大会での躍進を誓った。[br] 同校ラグビー部は5月中旬から練習を再開。アピールの機会を失った若い選手を支援する全国的なプロジェクト「#ラグビーを止めるな2020」にも賛同し、会員制交流サイト(SNS)にプレー動画などを投稿している。[br] 逆境の中で奮闘する後輩たちを応援するため、ラグビー部OBが経営に携わる七戸町の造園会社「エバーグリーン」、平内町の「北斗住機」、十和田市の「成田設備」が支援に立ち上がった。ジャージーの色は、チームカラーの紫を採用。試合用よりも明るい色合いで、3社の社名と部創設60周年のロゴをプリントしている。2チーム分に相当する31着(約30万円)を用意した。[br] この日は市外の高校4校との合同の練習日で、開始前に贈呈式を開いた。エバーグリーンの会長で、1992年まで同部の監督を務めた中岫豊さん(75)が出席。3年の橋本尚歩しょうほ主将にジャージーを手渡し、「目標を立てて、一心不乱に頑張ってほしい」と激励した。[br] 橋本主将は、新しい練習着に感謝しながら、「頂いたジャージーでチームの気持ちを一つにし、代替大会で成果を残したい」と気合を入れていた。中岫豊会長(右)から新しい練習用ユニホームを受け取る橋本尚歩主将