2期ぶり赤字 IGRいわて銀河鉄道19年度決算

IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)は8日、2019年度決算を公表した。当期純損益は、前年度の9909万円の黒字から5249万円の赤字に転落した。赤字は2期ぶり。 営業損益は147万円落ち込み、9827万円の赤字だった。営業収入は、台風19号や新.....
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 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)は8日、2019年度決算を公表した。当期純損益は、前年度の9909万円の黒字から5249万円の赤字に転落した。赤字は2期ぶり。[br] 営業損益は147万円落ち込み、9827万円の赤字だった。営業収入は、台風19号や新型コロナウイルス、暖冬の影響で旅客運輸収入が減少したものの、関連事業の収入増加などにより3899万円増の44億7381万円。[br] これに対し、支出を示す営業費は4047万円増の45億7209万円で、老朽化した設備の修繕やシステム改修がかさみ、営業収入の伸びを上回った。[br] 新型コロナウイルスによる大型連休中の移動自粛や企業の在宅勤務推奨などにより、今年4、5月の旅客運輸収入は前年同時期の5~6割となっており、同社は今後も厳しい状況が続くと見ている。