木立徹さん(八戸)が中尊寺西行祭短歌大会入賞

上位6人の中に入った木立徹さん
上位6人の中に入った木立徹さん
八戸市の短歌グループ「希望の会」代表の木立徹さんが、第41回中尊寺西行祭短歌大会(中尊寺主催)に初投稿し、上位6人の中の岩手日報社賞を受賞した。作品は〈さくらには桜の意地があるやうにかたくなに閉ざす小さき唇〉。 西行は平泉ゆかりの平安後期の.....
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 八戸市の短歌グループ「希望の会」代表の木立徹さんが、第41回中尊寺西行祭短歌大会(中尊寺主催)に初投稿し、上位6人の中の岩手日報社賞を受賞した。作品は〈さくらには桜の意地があるやうにかたくなに閉ざす小さき唇〉。[br] 西行は平泉ゆかりの平安後期の歌人。桜を多く詠(よ)んだ西行にちなんで木立さんも桜を詠み、「『意地』まで思わせると見ながら『唇』の可憐(かれん)さに結んだ一首で、桜賛嘆として佳(よ)いまとまり」と評価された。[br] 4月に平泉町で行われる予定だった表彰式は、新型コロナウイルスの影響で中止に。木立さんは「ぜひ現地に行ってみたいと思って投稿したため、行けなくて残念。来年も投稿しようと思う」と思いを語った。[br] 同短歌大会には全国から162人の応募があった。 上位6人の中に入った木立徹さん