桔梗野工業用地造成事業、資金不足比率が改善

青森県新産業都市建設事業団(理事長・三村申吾知事)は1日までに、書面による理事会を開き、経営健全化計画に基づく負債解消の取り組み状況(2019年度末)などを報告した。八戸市の桔梗野工業用地造成事業について、資金不足比率は182・6%で前年度.....
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 青森県新産業都市建設事業団(理事長・三村申吾知事)は1日までに、書面による理事会を開き、経営健全化計画に基づく負債解消の取り組み状況(2019年度末)などを報告した。八戸市の桔梗野工業用地造成事業について、資金不足比率は182・6%で前年度から11・8ポイント改善。事業団は「当初計画よりも早く資金不足比率が減少しており、順調に進んでいる」とした。[br] 理事会は例年5月末に開いているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて書面で実施。29日に全員から承認を得た。[br] 資金不足比率は、公営企業会計の健全度を測る指標。数値が低いほど健全とされ、20%以上の場合は公表し、経営健全化に取り組む必要がある。[br] 桔梗野工業用地造成事業の資金不足残高は13億4141万円で、36年度までに資金不足比率20%を下回る計画。百石住宅用地造成事業については、未分譲の4区画をおいらせ町が買い取ったため、本年度で事業を終了した。[br] 六戸町の金矢工業用地造成事業と八戸北インター工業用地造成事業に資金不足は生じていない。