製造業の「受発注マッチングナビ」開設 ウェブを通し、取引支援/21あおもり産業総合支援センター

製造業の取引を支援する受発注マッチングナビの登録画面。条件に合致する県内企業を紹介し取引につなげる(21あおもり産業総合支援センター提供)
製造業の取引を支援する受発注マッチングナビの登録画面。条件に合致する県内企業を紹介し取引につなげる(21あおもり産業総合支援センター提供)
新型コロナウイルスの感染拡大で、商談機会が減っている青森県内の製造業を支援するため、21あおもり産業総合支援センター(今喜典理事長)はウェブサイト「受発注マッチングナビ」を活用した取引の仲介を始めた。対面での商談が難しい状況の中、ウェブに登.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大で、商談機会が減っている青森県内の製造業を支援するため、21あおもり産業総合支援センター(今喜典理事長)はウェブサイト「受発注マッチングナビ」を活用した取引の仲介を始めた。対面での商談が難しい状況の中、ウェブに登録した情報を基に、条件が合う企業をつなぎ、新規取引の促進を図る。[br] 同センターによると、県内の製造業は感染拡大の影響で国内外の大規模工場が稼働せず、仕事が減少。県をまたいだ移動の制限もあり、営業活動の自粛が続き苦境に立たされていた。[br] マッチングナビは、毎年7月に東京都で合同商談会を開催する青森、岩手、秋田、北海道にある4カ所の支援センターが、商談会の中止に対応しようと今月11日に開設。関連企業が約300社集まる商談会の代替策として活用する。[br] 受注を希望する企業が、品目などを登録すると各センターに情報が提供される仕組み。各センターは登録された受注情報を基に、条件に合う企業を紹介。登録状況をホームページに掲載して取引を促す。これまで16企業が情報を登録し、順次仲介を進めている。[br] 21あおもり産業総合支援センター取引推進課の白鳥高史課長は「困っている企業の事業継続を支えていく。今後は発注情報も掲載できるようにして、利便性を高めたい」と述べた。製造業の取引を支援する受発注マッチングナビの登録画面。条件に合致する県内企業を紹介し取引につなげる(21あおもり産業総合支援センター提供)