十和田に複合商業施設オープンへ 七戸の加工会社が運営

十和田市の中心部にオープンする複合商業施設「365」=13日、十和田市東一番町
十和田市の中心部にオープンする複合商業施設「365」=13日、十和田市東一番町
七戸町で食品加工などを手掛ける「LOCO・SIKI」(芝﨑壽一郎社長)は、十和田市東一番町に小売店やレストランなどをそろえた複合商業施設「365(さんろくご)」を7月にオープンする。青森県産食材を生かした冷凍加工品や料理の販売などに取り組む.....
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七戸町で食品加工などを手掛ける「LOCO・SIKI」(芝﨑壽一郎社長)は、十和田市東一番町に小売店やレストランなどをそろえた複合商業施設「365(さんろくご)」を7月にオープンする。青森県産食材を生かした冷凍加工品や料理の販売などに取り組む。[br] 同社は、同町の工場で冷凍技術を使い、鮮度の良い状態のまま食品を加工。県産品を使った総菜などが好評で、これまでは、都内の量販店やネット通販などで商品を販売してきた。[br] 複合商業施設は、スーパーや小売店などが並ぶ、同市中心部の稲生川沿いの地区に整備。小売店とレストランを兼ねる建物は、延べ床面積が約694平方メートル。このほか、敷地内にフィットネス施設も構える。[br] 小売りでは、同社が手掛けるブランド豚「アップルポーク」の加工品や、野菜を中心とした食材セット、チーズ、パンなど自社商品を中心に扱う方針。店内にカフェを併設し、その場でも味わえるようにする。[br] レストランでは和牛を使ったハンバーグなどを提供。80席を備える予定だ。隣接するフィットネスでは、一般的なトレーニング設備に加え、ボルダリングも準備。会員制のサービスで、「クロスフィット」と呼ばれる、負荷の高いトレーニング法を用いたレッスンを受講できるのが売りだ。[br] 施設名は、毎日を健康で過ごすための場所にとの思いを込めて、365日になぞらえた。芝﨑社長は「新鮮な食品を食べて、運動して楽しめるのがコンセプト。多くの人に足を運んでもらえれば」と話した。[br] 全面開業は7月となる見通しだが、フィットネスと小売りのテークアウトについては、6月5日から先行オープンさせるという。十和田市の中心部にオープンする複合商業施設「365」=13日、十和田市東一番町