純利益30億5千万円、増収減益 秋田銀20年3月期

秋田銀行は13日、2020年3月期通期(19年4月~20年3月)の連結決算を発表した。銀行単体の経常収益は前期比2・8%増の413億4100万円、純利益は25・6%減の30億5千万円で、増収減益だった。 本業での利益を示すコア業務純益は、役.....
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 秋田銀行は13日、2020年3月期通期(19年4月~20年3月)の連結決算を発表した。銀行単体の経常収益は前期比2・8%増の413億4100万円、純利益は25・6%減の30億5千万円で、増収減益だった。[br] 本業での利益を示すコア業務純益は、役務取引等利益の増加や経費削減などで15・3%増の69億2200万円に伸長。一方、経常利益は、市況悪化を要因とした国債等債券損益の悪化や与信関係費用の増加などにより、18・1%減の49億4800万円だった。[br] 期末の預金残高は1・2%増の2兆7098億円、貸出金残高は3・2%減の1兆6164億円。自己資本比率は0・40ポイント上昇し、11・41%となった。[br] 連結ベースの経常収益は2・7%増の463億8800万円、純利益は24・4%減の31億2800万円。[br] 同行は13日に開いた取締役会で役員の異動を内定した。代表取締役会長の湊屋隆夫氏が退任、相談役に就任する。代表権を持つ取締役は、新谷明弘代表取締役頭取の1人になる。新任される取締役は三浦力、三浦寛剛、芦田晃輔の3氏。取締役監査等委員には面山恭子氏(社外)が就く。[br] このほか、役付執行役員制度の導入を決議した。役員人事は6月25日に開催予定の株主総会と取締役会で正式に決定する。