三戸中央病院で18年に医療事故/高齢女性が腕骨折し、賠償金支払いで示談

三戸中央病院は30日、2018年7月に90代の女性入院患者の右腕を骨折させる医療事故があったことを明らかにした。原因は特定できなかったが、当時女性は高齢で自力で動くことが困難だったことから、「病院側に問題がなかったとは言えない」として、患者.....
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 三戸中央病院は30日、2018年7月に90代の女性入院患者の右腕を骨折させる医療事故があったことを明らかにした。原因は特定できなかったが、当時女性は高齢で自力で動くことが困難だったことから、「病院側に問題がなかったとは言えない」として、患者側に約19万円の損害賠償金を支払うことで示談した。[br] 病院によると、女性は18年7月10日、鼻から栄養を注入するチューブを交換するため入院。同11日午後、看護師が介助した際に骨折が確認された。[br] 対応した看護師らからの聞き取りで原因が分からなかったが、女性が自力で動くことが困難だったことなど当時の状況を総合的に考慮し、病院側は「院内で何らかの原因で発生した医療事故」と判断した。