【新型コロナ】3月の宿泊者数31・2%減 団体客キャンセル多発

青森県は27日、3月の観光統計調査(速報値)の結果を公表した。県内主要宿泊施設(78カ所)の延べ宿泊者数は、前年同月比31・2%減の11万875人。県内主要観光施設(35カ所)の延べ入り込み客数は、29・4%減の36万9859人。いずれも新.....
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 青森県は27日、3月の観光統計調査(速報値)の結果を公表した。県内主要宿泊施設(78カ所)の延べ宿泊者数は、前年同月比31・2%減の11万875人。県内主要観光施設(35カ所)の延べ入り込み客数は、29・4%減の36万9859人。いずれも新型コロナウイルスの感染拡大により、団体客のキャンセルが多発したのが響いた。[br] 宿泊施設を地域別に見ると、最も大幅に減少したのは青森市(12施設)の1万3102人(42・4%減)。県南地方では、八戸市(18施設)は2万4252人(38・2%減)、上北地域(9施設)は1万8922人(38・3%減)、下北地方(12施設)は1万3543人(13・3%減)と落ち込んだ。[br] 観光施設は、観光バスや団体客のキャンセルで軒並み減少。県南地方では、八戸市の八食センターが12万7632人(26・3%減)、十和田市の石ケ戸休憩所は3904人(49・4%減)、むつ市観光交流センター「安渡(あんど)館」が3909人(38・0%減)だった。[br] 県観光企画課の担当者は「国内外での感染拡大が大きく影響した。その後、緊急事態宣言が出されるなど状況は悪化しているので、4月以降はさらに落ち込むだろう」と述べた。