【新型コロナ】テレワークで接触7割減達成/むつ市

むつ市役所本庁舎の入り口には、来庁した市民に分散勤務実施を知らせる看板が設置されている=24日
むつ市役所本庁舎の入り口には、来庁した市民に分散勤務実施を知らせる看板が設置されている=24日
新型コロナウイルス感染拡大防止で、青森県内の自治体の中でいち早く職員の分散勤務を取り入れたむつ市。本格導入した20日から5日間連続で、政府が最低限とする「出勤7割減」を達成した。 市は感染リスクを減らすため、在宅勤務や閉鎖中の公共施設を活用.....
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 新型コロナウイルス感染拡大防止で、青森県内の自治体の中でいち早く職員の分散勤務を取り入れたむつ市。本格導入した20日から5日間連続で、政府が最低限とする「出勤7割減」を達成した。[br] 市は感染リスクを減らすため、在宅勤務や閉鎖中の公共施設を活用して業務を行うテレワークと、出勤時間を午前7時から午前11時半までの4段階に設定した時差出勤を導入。[br] 市によると、本庁舎は職員482人の出勤率が、実数値で18・67~27・18%となった。大畑、川内、脇野沢の3分庁舎は職員計69人の出勤率が15・94~20・29%と、21日を除き「極力8割減」を達成したという。[br] テレワークは窓口業務が少ない部署ほど実施できているという。新たに土日出勤を認めたことも分散勤務の後押しになっている。[br] 宮下宗一郎市長も本庁舎で業務がある時間以外は、在宅勤務に切り替え、幹部らへの指示は「遠隔会議システム」などで対応する。[br] 宮下市長は「職員全員が危機感を共有できている」と出勤7割減達成の要因を説明。「働き方改革のきっかけになる」として感染終息後も継続する考えを示す。むつ市役所本庁舎の入り口には、来庁した市民に分散勤務実施を知らせる看板が設置されている=24日