【新型コロナ】盛岡さんさ踊り初の中止 

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、岩手県を代表する夏祭り「盛岡さんさ踊り」の実行委員会は21日、今年8月の開催を中止すると決めた。中止は1978年に第1回が開かれて以来初めて。 同日、実行委の会長を務める谷藤裕明盛岡市長らが市内で会見し、.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、岩手県を代表する夏祭り「盛岡さんさ踊り」の実行委員会は21日、今年8月の開催を中止すると決めた。中止は1978年に第1回が開かれて以来初めて。[br] 同日、実行委の会長を務める谷藤裕明盛岡市長らが市内で会見し、経緯などを説明した。[br] 委員による書面評決の結果、中止の意見が大多数を占め、役員会でも異議が出なかったという。谷藤会長は「感染の収束が見通せない中、安全確保が最優先と判断し、やむなく中止とした」と話した。[br] さんさ踊りは8月1~4日、市中心部を踊り手が優雅に舞い、太鼓を打ち鳴らしながらパレードする。昨年の来場者は4日間で149万1千人。[br] このほか、鮮やかな装束で着飾った馬が滝沢市から盛岡市までを練り歩く伝統行事「チャグチャグ馬コ」も、6月13日の開催中止が正式に決まった。