【新型コロナ】余った給食食材を福祉施設などに譲渡 十和田

使われなくなった給食食材を積み込む担当者
使われなくなった給食食材を積み込む担当者
十和田地域広域事務組合教育委員会は17日、新型コロナウイルスの影響で、十和田市と六戸町の小中学校が臨時休校になったことを受け、使われなくなった給食の食材を市内の福祉施設や保育施設などに無償で譲渡した。 同委員会は、両市町の学校給食センターを.....
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 十和田地域広域事務組合教育委員会は17日、新型コロナウイルスの影響で、十和田市と六戸町の小中学校が臨時休校になったことを受け、使われなくなった給食の食材を市内の福祉施設や保育施設などに無償で譲渡した。[br] 同委員会は、両市町の学校給食センターを管理している。両市町の小中学校は、同市で感染者が確認されたことを受け、11日から臨時休校に。発注をキャンセルできなかった食材が発生したことから、両市町で譲渡を希望する事業所を募っていた。[br] この日は同市の旧上切田小で、大根約280キロとニンジン約430キロ分が配布された。市内の26事業所が訪れ、事前に要望した数量の食材を入れた段ボールを、次々と車に積み込んだ。[br] ある保育園の関係者は「栄養士と献立を相談し、給食に利用したい」と話した。同委員会の担当者は「食材を無駄にしたくなかった。皆さん喜んで持って帰ってくれており、良かった」と話していた。[br] このほか、十和田・六戸給食センターでは、ボンレスハムとパック中華麺も譲渡された。使われなくなった給食食材を積み込む担当者