【新型コロナ】花見スポット2公園を閉鎖/むつ市

早掛沼公園の第一駐車場に乗用車が進入しないよう看板を設置するむつ市職員ら
早掛沼公園の第一駐車場に乗用車が進入しないよう看板を設置するむつ市職員ら
新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、むつ市は17日、市内の花見スポットとなっている早掛沼公園と水源池公園を閉鎖した。5月6日までの閉鎖期間中は市職員がパトロールを実施し、花見客がいた場合は自粛を呼び掛ける。公園を管理する市都市整備部の中.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、むつ市は17日、市内の花見スポットとなっている早掛沼公園と水源池公園を閉鎖した。5月6日までの閉鎖期間中は市職員がパトロールを実施し、花見客がいた場合は自粛を呼び掛ける。公園を管理する市都市整備部の中里敬部長は、「市民の皆さんも桜を楽しみにしていると思うが健康第一。感染リスクを避けるためにも協力願いたい」として理解を求めた。[br] 早掛沼公園は300本、水源池公園は150本の桜が植えられている。このうち早掛沼公園では、第1駐車場前に「公園閉鎖中」と表記された看板を設置。さらにロープを張り、乗用車が進入できないようにした。また、国道279号に面した入り口にも閉鎖を伝える看板を立てた。[br] 両公園の桜は、野鳥の被害などで花が付かない年があり、市は2017年に「桜満開プロジェクトチーム」を設置。市民と地域の企業・団体が協力して肥料を与える「花咲か大作戦」や、花芽を食べる野鳥ウソを追い払う活動を実施し、再生に取り組んできた。今年は昨年よりも多くの開花が見込めていたという。[br] コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請などもあり、本年度の花咲か大作戦は市職員で対応する方針。中里部長は「プロジェクトは今後も継続するし、来年の桜を楽しみにしてほしい」と語った。早掛沼公園の第一駐車場に乗用車が進入しないよう看板を設置するむつ市職員ら