風間浦村が住民にマスク配布

風間浦村職員(右)からマスクを受け取る村民
風間浦村職員(右)からマスクを受け取る村民
全国的なマスク不足を受け、風間浦村は13日、職員による村内全戸訪問を実施し、村民1人当たりに使い捨てマスクを5枚配布した。村民からは「手に入りにくかったのでありがたい」などと感謝の声が上がった。 マスクは村が災害用に備蓄していたもの。村には.....
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 全国的なマスク不足を受け、風間浦村は13日、職員による村内全戸訪問を実施し、村民1人当たりに使い捨てマスクを5枚配布した。村民からは「手に入りにくかったのでありがたい」などと感謝の声が上がった。[br] マスクは村が災害用に備蓄していたもの。村には914世帯1833人(3月末現在)の住民がおり、今回の配布分は約9千枚。保育園や小中学校に通う子どもたちに対しては、既に施設を通じて配布している。[br] 同日は、村職員の約半数に当たる20人が、2~3人の班に分かれて一軒ずつ訪問。予防対策や、感染が疑われる症状が出た際の対応をまとめたチラシと一緒にマスクを手渡した。 不在の住宅には、再配達を希望するか、役場に引き取りに来てもらうよう伝える連絡カードを郵便受けに入れた。[br] 易国間地区に住む澤井ヒサさんは、「娘もマスクを探してくれていたが、手に入らずに困っていた。大切に使いたい」と喜んでいた。[br] 冨岡宏村長は「『自分は大丈夫』という油断が感染につながる。村職員が直接配ることで危機感を伝える意味もある」と意義を強調した。[br] 今回の配布で、村の備蓄マスクは約6千枚に減ったが、新たに2万7500枚を確保。今後の感染状況を見て追加配布も検討するという。風間浦村職員(右)からマスクを受け取る村民