【新型コロナ】縫製会社2社、布製マスク1860枚製作 町内7小中学校の児童生徒に贈呈/一戸

瀧博司社長(左)と受け取ったマスクを着用する一戸小の児童ら
瀧博司社長(左)と受け取ったマスクを着用する一戸小の児童ら
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、一戸町に本社や工場がある縫製会社2社が、合計1860枚の布製マスクをボランティアで製作し、町内7小中学校の児童、生徒に贈った。マスクにはそれぞれ、付け心地が良くなる工夫が施されており、.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、一戸町に本社や工場がある縫製会社2社が、合計1860枚の布製マスクをボランティアで製作し、町内7小中学校の児童、生徒に贈った。マスクにはそれぞれ、付け心地が良くなる工夫が施されており、“縫製業の聖地”ならではの仕事ぶりが、子どもたちを元気付けている。[br] 小学生用1160枚は「一戸ファッションセンター」(瀧博司社長)が、中学生と教員用の700枚は「日本ソーイング岩手工場」(堂ノ前信一工場長)が、それぞれ町からの要請を受けて製作。2社は婦人服や紳士服を製造しており、マスク製作は初めてだが、綿素材の布などを使って急ピッチで作ったという。[br] 小学生用はピンク、青、黄色の3色で、顔の大きさに合わせられるように、ひもは自分で結べるように作られている。中学生用は、着用した時に息が苦しくならないよう、立体的なデザインになっている。[br] 8日は、瀧社長が町立一戸小、堂ノ前工場長が一戸中を訪れて代表の児童、生徒にマスクを手渡した。[br] 早速着用した一戸小6年の小石川栞那(かんな)さんは、「自分に合わせて調整できるので良い」とにっこり。同じく6年の夏井日菜子さんは、「柔らかくて着け心地が気持ちいい。手洗い、うがいはもちろん、マスクを着けて元気に登校したい」と話していた。瀧博司社長(左)と受け取ったマスクを着用する一戸小の児童ら