【新型コロナ】青森市の会社員感染、県内12例目 3月29日から発熱

青森市での新型コロナウイルスの陽性確認について説明する小野寺晃彦市長=7日、午後9時15分ごろ
青森市での新型コロナウイルスの陽性確認について説明する小野寺晃彦市長=7日、午後9時15分ごろ
青森県と青森市は7日、市内に住む40代男性会社員の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染経路は調査中。感染確認は同市内で2人目となり、県内では計12人となった。小野寺晃彦市長は同日、市民に対し、「不要不急の県外、海外への旅行、出.....
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 青森県と青森市は7日、市内に住む40代男性会社員の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染経路は調査中。感染確認は同市内で2人目となり、県内では計12人となった。小野寺晃彦市長は同日、市民に対し、「不要不急の県外、海外への旅行、出張の自粛をお願いする」と要請した。[br] 市などによると、男性は3月29日から発熱や鼻づまりの症状があり、30日に市内の医療機関を受診。その後も発熱の症状が続いたため、4月2日に同じ医療機関を再度受診したところ、肺炎の影が確認された。[br] 同医療機関が帰国者・接触者相談センターに相談し、男性は6日に市内の帰国者・接触者外来を受診。市保健所から検体の搬送を受けた県環境保健センターがPCR検査を実施し、7日に陽性が判明した。[br] 男性は海外への渡航歴や県外への移動歴はないが、宮城県に住む娘が3月22日ごろに同市の自宅に帰省し、一緒に過ごしたという。娘は既に同市を離れており、新型ウイルスに感染しているとの報告はない。[br] 男性は30日から仕事を休み自宅で待機しており、今後、市内の感染症指定医療機関に入院予定。現在は発熱や鼻づまりの症状があるという。[br] 市は、男性と同居する妻が濃厚接触者に当たるとして、PCR検査の準備を進めている。ほかの濃厚接触者の有無についても調査している。[br] 小野寺市長は7日の危機対策本部会議で、「特に緊急事態宣言の対象地域などから移動してきた人は、やむを得ない場合を除き2週間程度は外出を控えてほしい」と呼び掛けた。 青森市での新型コロナウイルスの陽性確認について説明する小野寺晃彦市長=7日、午後9時15分ごろ