青森県の教員採用試験 東京でも受験可能に

青森県教委は3日の定例会で、本年度に行う2021年度公立学校教員採用試験から、小学校の1次試験を東京都でも実施すると明らかにした。県の教員採用試験では小学校の倍率が低下傾向で、首都圏の大学に進学した学生らの受験者増加につなげたい考えだ。 県.....
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 青森県教委は3日の定例会で、本年度に行う2021年度公立学校教員採用試験から、小学校の1次試験を東京都でも実施すると明らかにした。県の教員採用試験では小学校の倍率が低下傾向で、首都圏の大学に進学した学生らの受験者増加につなげたい考えだ。[br] 県教委教職員課によると、20年度教員採用試験の最終倍率は小学校1・9倍、中学校6・2倍、高校8・9倍。小学校の倍率が低い背景として、定年などで退職者が多い一方、民間企業の採用拡大でなどが考えられるという。1次試験の会場はこれまで青森市内の高校3校のみだった。[br] この他、小学校の受験者確保対策では、他の都道府県で小学校教員として3年以上働いた経験があれば、1次試験の専門教科試験を免除。受験者の負担軽減のため、体育実技試験の種目を3種目から2種目に減らす。