RFSが規制委に補正申請書提出、指摘事項など反映

リサイクル燃料貯蔵(RFS)は30日、使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)に関する審査会合で指摘された事項などを反映した補正申請書を原子力規制委員会へ提出した。「仮想的大規模津波」が到来した際、核燃料を収納する金属容器(キャスク)の安全性が.....
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 リサイクル燃料貯蔵(RFS)は30日、使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)に関する審査会合で指摘された事項などを反映した補正申請書を原子力規制委員会へ提出した。「仮想的大規模津波」が到来した際、核燃料を収納する金属容器(キャスク)の安全性が保たれることなどを追記した。補正書提出は8回目で、分量は約500ページ。[br] RFSは津波の高さを、東日本大震災後に青森県が公表した施設周辺の津波想定の2倍に設定し、仮想的に23メートルとした。[br] 補正書では、津波で施設が壊れ、クレーンなどが落下しても、キャスクにゆがみは発生しないと説明。浸水で線量計が故障した場合に簡易型線量計で代替計測するなど、津波への対応策も記載した。[br] 中間貯蔵施設の審査は2月17日に議論が終了しており、今回提出した補正書に誤記などがなければ、規制委が事実上の合格証(審査書案)を取りまとめる見通し。