八甲田・十和田ゴールドラインが貫通

約7メートルの“雪の回廊”が現れた八甲田・十和田ゴールドライン=27日、傘松峠
約7メートルの“雪の回廊”が現れた八甲田・十和田ゴールドライン=27日、傘松峠
冬季に深い雪で閉ざされていた八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)が27日、青森市酸ケ湯―十和田市谷地間(延長約8キロ)で除雪作業が終了し、貫通した。高さ約7メートルの巨大な“雪の回廊”が姿を現し、八甲田山系に春の足音が聞こえ始めてい.....
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 冬季に深い雪で閉ざされていた八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)が27日、青森市酸ケ湯―十和田市谷地間(延長約8キロ)で除雪作業が終了し、貫通した。高さ約7メートルの巨大な“雪の回廊”が姿を現し、八甲田山系に春の足音が聞こえ始めている。[br] 除雪作業は2月下旬に青森と十和田の両側から開始。暖冬少雪の影響で、雪の壁の高さは例年より1メートルほど低いという。[br] 同日、中間地点の傘松峠で除雪車が最後に残った雪を取り除き、両側がつながった。貫通式には除雪隊員ら約20人が出席し、両側の隊員が対面して、互いに労をねぎらった。[br] 十和田側除雪隊の村越将人隊長(35)は「冷え込みが厳しく作業が難しい日もあったが、事故なく無事に貫通できて良かった」とほっとした表情を浮かべた。[br] 一般車両は4月1日午前9時から通行可能。雪の回廊は4月上旬まで楽しめる。約7メートルの“雪の回廊”が現れた八甲田・十和田ゴールドライン=27日、傘松峠