東通原発2号機、9年連続「未定」/東北電供給計画

東北電力は26日、2020年度の供給計画を発表し、東通原発2号機(東通村)の着工、運転開始時期について、東日本大震災後の12年度から9年連続で「未定」とした。東北電は、将来の供給力確保のための計画であり、既設の原発の再稼働が見通せる状況にな.....
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 東北電力は26日、2020年度の供給計画を発表し、東通原発2号機(東通村)の着工、運転開始時期について、東日本大震災後の12年度から9年連続で「未定」とした。東北電は、将来の供給力確保のための計画であり、既設の原発の再稼働が見通せる状況になった段階で、国の政策も踏まえて着工時期などを検討する―としている。[br] このほか、青森、岩手、秋田の3県と宮城県の一部で電力系統の容量拡大につながる、送電線や変電所の増強工事計画を新たに公表した。[br] 系統接続を希望する入札対象事業者の負担工費は計1542億円。全ての対象事業者が計画通りに事業を進めれば、再生可能エネルギー由来の発電の受け入れ最大可能容量が392万キロワット増える見込みとしている。