家族や恩師「頑張った」「関取目指して」/錦富士幕下優勝

大相撲春場所で幕下優勝を果たした錦富士=東京都内、1月9日撮影
大相撲春場所で幕下優勝を果たした錦富士=東京都内、1月9日撮影
大阪市内で行われている大相撲春場所13日目の20日、初めての幕下優勝を果たした十和田市出身の錦富士(伊勢ケ濱部屋)。序二段で優勝した2017年初場所以来の吉報に、地元で見守った家族や恩師は「よく頑張った」「関取目指して突き進んでほしい」と歓.....
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 大阪市内で行われている大相撲春場所13日目の20日、初めての幕下優勝を果たした十和田市出身の錦富士(伊勢ケ濱部屋)。序二段で優勝した2017年初場所以来の吉報に、地元で見守った家族や恩師は「よく頑張った」「関取目指して突き進んでほしい」と歓喜に沸いた。[br] 「優勝した時の顔を見たら思わず涙が出てきた。本当にうれしい。お疲れさま」。この日、十和田市の自宅のテレビで取組を見守った母・真理子さん(47)は喜びをかみしめた。[br] 取組のたびに連絡を取り合う真理子さんの元には、大一番を前に「まかせて」というメールがあったといい、「表情を見ると気合がみなぎっていた。けがで苦しむ姿を間近で見ていたので感動した」と感無量の様子だった。[br] 高校時代に指導した三本木農高相撲部監督の小笠原史男さん(41)は「下半身がしっかりしていた。まだ万全の状態ではないが、右手をうまく使えたのが勝因」と分析してみせた。[br] 錦富士を指導する安治川親方(元関脇安美錦)と親交があり、まじめに稽古に取り組む様子を聞いていたという小笠原さん。「けがはつきものなので、うまく付き合うすべを学び、この勢いで、関取まで駆け上がってほしい」とエールを送った。大相撲春場所で幕下優勝を果たした錦富士=東京都内、1月9日撮影