企画展「富野由悠季の世界」4月18日から/青森県立美術館

富野由悠季さんが手掛けた作品『機動戦士ガンダム』((c)創通・サンライズ)
富野由悠季さんが手掛けた作品『機動戦士ガンダム』((c)創通・サンライズ)
「ガンダム」シリーズなどのアニメ監督で、「ロボットアニメの変革者(イノベーター)」と称される富野由悠季さん(78)の仕事を紹介する企画展「富野由悠季の世界」が、4月18日から青森県立美術館(青森市)で開かれる。「鉄腕アトム」から始まる富野さ.....
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 「ガンダム」シリーズなどのアニメ監督で、「ロボットアニメの変革者(イノベーター)」と称される富野由悠季さん(78)の仕事を紹介する企画展「富野由悠季の世界」が、4月18日から青森県立美術館(青森市)で開かれる。「鉄腕アトム」から始まる富野さんの約55年間の足跡を、約3千点の絵コンテやセル画とともに振り返る。展示を担当する同館学芸員工藤健志さんは「富野さんの作った世界観は現代社会に大きな影響を与えている。アニメ制作のプロセスから、作品に対する思いを読み取ってほしい」とPRしている。[br] 同展は福岡、兵庫、島根、青森、富山、静岡各県の計6美術館が共同で企画する巡回展。富野ファンを自認する工藤さんら学芸員が約1年かけて富野さんと交渉を重ね、開催にこぎ着けた。富野さんにまつわる資料の展覧会は初で、資料もほぼすべて初公開。富野作品に特徴的な演出を指示する絵コンテ、アイデアメモなどがそろい、映像が完成するまでの過程を垣間見ることができる。富野さんと共に仕事をした安彦良和さんらの原画も展示する。[br] 関東以北では青森県立美術館が唯一の会場で、天井の高さを生かした限定展示も企画する。展示の最後に「エンディング」のコーナーも追加される。[br] 6月21日まで。期間中の休館日は5月11、25日、6月8日。観覧料は一般1500円(前売り、団体料金1300円)、高校・大学生1000円(800円)。小中学生は無料。前売り券は同館ミュージアムショップなどで販売中。富野由悠季さんが手掛けた作品『機動戦士ガンダム』((c)創通・サンライズ)