【震災から9年】朝市関係者が高台への避難訓練実施

館鼻岸壁から高台への避難経路を確認する朝市出店者=11日、八戸市
館鼻岸壁から高台への避難経路を確認する朝市出店者=11日、八戸市
八戸市の館鼻岸壁朝市を主催する湊日曜朝市会(慶長春樹理事長)は11日、大地震による津波を想定した避難訓練を実施した。東日本大震災が起きた日に毎年行っており、出店者約40人が参加。万が一の場合に来場者を朝市会場から高台へ誘導するルートを確認し.....
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 八戸市の館鼻岸壁朝市を主催する湊日曜朝市会(慶長春樹理事長)は11日、大地震による津波を想定した避難訓練を実施した。東日本大震災が起きた日に毎年行っており、出店者約40人が参加。万が一の場合に来場者を朝市会場から高台へ誘導するルートを確認しながら、防災意識を高めた。[br] この日、参加者たちは同岸壁に集合し、9年前に震災が発生した午後2時46分に黙とう。続いて、高台にある館鼻公園と湊公民館を目指す2つのルートに分かれ、各出店場所から約10分掛けて移動した。[br] コーヒー店を出店する大下進さん(65)は「お客さんの安全が第一。観光客も多いので、いざという時に案内できるように備えたい」と話していた。館鼻岸壁から高台への避難経路を確認する朝市出店者=11日、八戸市