エバー航空 青森―台北線3月10日まで運休

青森空港発着の国際定期便、台湾・台北(桃園)線を運航するエバー航空(台湾)は27日、同路線を3月10日まで運休すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により利用や予約が低迷したため。26日も運航を取りやめており、計10往復が運休となる。.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森空港発着の国際定期便、台湾・台北(桃園)線を運航するエバー航空(台湾)は27日、同路線を3月10日まで運休すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により利用や予約が低迷したため。26日も運航を取りやめており、計10往復が運休となる。同航空日本支社は「利用や予約の状況次第で、3月11日以降も運航をキャンセルする可能性がある」としている。[br] 台北線は昨年7月に就航し、冬季スケジュール(昨年10月27日~3月28日)は週5往復を運航。今年1月まで利用率は好調を維持していた。[br] 県によると、新型ウイルスの感染拡大に加え、台湾政府が日本への渡航の警戒レベルを引き上げたことなどから、台北線の搭乗予約が2月後半、急激に落ち込んだという。[br] 県企画政策部の東直樹交通政策推進監は「3月11日以降の運航は航空会社が逐次判断することになるが、状況は厳しい」と説明。「ウイルスの感染拡大が終息した後を見据え、航空会社と話し合いを続ける。現状では(運休は)やむを得ない」と述べた。[br] 同航空は夏季スケジュール(3月29日~10月24日)について、台北線を週4往復で運航する方針をすでに発表している。ただ、同航空日本支社は「ウイルスを巡る状況がどうなるか見通せない。夏季スケジュールの運航も当初の予定通りになるかは分からない」と変更の可能性を示唆した。