八戸市が新洪水ハザードマップ配布へ

八戸市が作成した新たな洪水ハザードマップ。市内全戸に配られる。
八戸市が作成した新たな洪水ハザードマップ。市内全戸に配られる。
八戸市は27日、想定される最大規模の降雨時の浸水区域などを示した新たな洪水ハザードマップを公表した。1千年に一度の発生確率の大雨で市内の川が氾濫し、洪水が発生した場合に想定される浸水の深さを色分けして示している。マップは3月中に市内全戸に配.....
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 八戸市は27日、想定される最大規模の降雨時の浸水区域などを示した新たな洪水ハザードマップを公表した。1千年に一度の発生確率の大雨で市内の川が氾濫し、洪水が発生した場合に想定される浸水の深さを色分けして示している。マップは3月中に市内全戸に配布するほか、市のホームページでも公表する。[br] 2015年の水防法一部改正で、従来の計画規模降雨(100年に一度程度の発生確率)による洪水浸水想定区域に加え、想定最大規模降雨(1千年に一度程度の発生確率)による同区域を反映させたマップの作成と配布が義務付けられたことを踏まえた。[br] 市内をA~Dの4地区に分け、国や青森県が実施したシミュレーション結果を基に、4種類のマップを作成した。[br] 各河川の想定最大規模降雨は、2日間の総雨量で馬淵川と浅水川が317ミリ、新井田川558ミリ、五戸川438ミリ。奥入瀬川は12時間の総雨量で303ミリとし、発生した場合の浸水の深さを表している。[br] マップは表面と裏面に分かれており、表では想定最大規模降雨による同区域と、早期避難が必要な区域、指定避難所などを掲載。裏では計画規模降雨による同区域や警戒レベル、避難の心得などを示している。[br] 市は3月中に4種類のマップについて、中心市街地を含むA地区のマップは市内全戸に配るほか、根城や上長などのB地区、市川や下長のC地区、是川や島守などのD地区の各マップは対象地区にそれぞれ配布する。八戸市が作成した新たな洪水ハザードマップ。市内全戸に配られる。