事業承継診断の回答数1425件/青森県内、1月末現在

青森県内の金融機関や商工団体などで組織する県事業承継ネットワーク(事務局・21あおもり産業総合支援センター)は14日、青森市で会議を開き、県内事業者を対象に昨年7月から実施している事業承継診断の回答数が、1月末現在で1425件に上ったと報告.....
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 青森県内の金融機関や商工団体などで組織する県事業承継ネットワーク(事務局・21あおもり産業総合支援センター)は14日、青森市で会議を開き、県内事業者を対象に昨年7月から実施している事業承継診断の回答数が、1月末現在で1425件に上ったと報告した。経営者の高齢化などを背景に、事業承継への関心が高まる中、同ネットワークは本年度末に回答結果をまとめ、事業承継に向けた支援を強化する方針だ。[br] 同ネットワークは、国が進める「プッシュ型事業承継支援高度化事業」を推進するため2019年7月に発足した。[br] 会議で同センターの今喜典理事長は「県内の中小企業で承継の悩みを抱えている企業は多い。今後とも協力して事業を進めていきたい」と強調。20年度に事業承継のネックとなっている経営者保証の解除を支援する経営者保証コーディネーターを事務局に配置し、東京中小企業投資育成会社と商工中金青森支店にもネットワークへの参加を要請することを申し合わせた。