八戸三社大祭など“旅の記録”ずらり ドイツ在住記者夫妻が写真展

写真展の開幕セレモニーであいさつするヘニング・クヴェレンさん(左)と小町英恵さん
写真展の開幕セレモニーであいさつするヘニング・クヴェレンさん(左)と小町英恵さん
ドイツ・ハノーバー在住の記者ヘニング・クヴェレンさん(62)、妻の小町英恵(はなえ)さん(59)=八戸市出身=がカメラで捉えた八戸三社大祭などの写真展が1日、同市の「はっち」1階ギャラリー1で始まった。夫婦がここ10年で世界各地を周遊した“.....
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 ドイツ・ハノーバー在住の記者ヘニング・クヴェレンさん(62)、妻の小町英恵(はなえ)さん(59)=八戸市出身=がカメラで捉えた八戸三社大祭などの写真展が1日、同市の「はっち」1階ギャラリー1で始まった。夫婦がここ10年で世界各地を周遊した“旅の記録”を展示し、多くの市民の関心を集めている。2日まで。[br] 夫婦は昨夏の三社大祭を観覧し、引き子として吹上山車組の運行に参加。青森ねぶた祭や五所川原立佞武多(たちねぷた)なども楽しみ、「青森4大祭り」の魅力に触れた。[br] ハノーバーの新聞「ノイエ・プレッセ」で文化部長を務めるクヴェレンさんは、その感動を旅行記事として執筆。今年4月、同じメディアグループに属するドイツの各地方紙に掲載され、大きな反響を呼んだ。[br] 写真展では、夏祭りの熱気が伝わる作品の他、大西洋横断クルーズなど夫婦の旅行先の風景を切り取った写真を数多く展示。三社大祭が掲載されたドイツの新聞も紹介している。[br] 1日は開幕セレモニーが行われ、クヴェレンさんは「三社大祭は一生忘れられない素晴らしい経験。オペラを堪能する夜と同じような感動を覚えた」とあいさつ。はちのへ山車振興会の小笠原修会長と、青森県観光国際戦略局の秋田佳紀局長に、自身が撮影した写真や新聞記事を贈呈した。[br] クヴェレンさんと小町さんは「今年の三社大祭が始まる前に、写真展を祭り本番へ続く“序曲”のように楽しんでもらえればうれしい」と話している。[br] 最終日の時間は午前9時~午後5時。写真展の開幕セレモニーであいさつするヘニング・クヴェレンさん(左)と小町英恵さん