ユートリーに八戸三社大祭のミニ山車

八戸三社大祭でにぎわう様子を緻密な技術で表現したミニ山車=17日、八戸市
八戸三社大祭でにぎわう様子を緻密な技術で表現したミニ山車=17日、八戸市
八戸三社大祭でにぎわう様子を再現したミニ山車が17日、八戸駅に隣接する八戸地域地場産業振興センター(ユートリー)1階の八戸三社大祭魅力発信コーナーに新設された。企画した市は、八戸の夏を彩る祭りをさらに発信することで、さらなる誘客促進や盛り上.....
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 八戸三社大祭でにぎわう様子を再現したミニ山車が17日、八戸駅に隣接する八戸地域地場産業振興センター(ユートリー)1階の八戸三社大祭魅力発信コーナーに新設された。企画した市は、八戸の夏を彩る祭りをさらに発信することで、さらなる誘客促進や盛り上がりにつなげたい考え。[br] コーナーは昨年7月にリニューアル。はちのへ山車振興会が制作したハーフカットサイズの山車が既に配置され、祭りの歴史についてもタペストリーやPR動画で紹介している。[br] ミニ山車は、山車絵師の夏坂和良さんら各山車組の有志約10人が昨年9月から制作。「開運招福 十二支と神々」と題し、干支にまつわる神々を精密な技術で細部まで表現した。引き子や囃子はやし手ら約80体も作り、迫力の場面を作り上げた。[br] 幅3メートル、奥行き8・5メートル、高さ3・4メートルで、実際の山車の約3分の1ほど。お囃子の音色に合わせて30分おきに山車がせり上がる仕掛けも再現している。[br] この日、午前から設置作業がスタート。訪れた市民や観光客らも足を止め、精巧に作られた山車の出来映えに驚いていた。[br] 八戸市職員互助会の山車を毎年手掛け、今回初めてミニ山車の制作に参加した佐々木諒太さん(32)は「これまでの技術が結集した力作になった。多くの人に楽しんでもらいたい」と自信満々の表情を浮かべた。八戸三社大祭でにぎわう様子を緻密な技術で表現したミニ山車=17日、八戸市