光星 好調打線「攻め抜き」V

決勝史上最多の24得点を挙げ圧勝した八学光星は、大差がついた中盤以降も攻撃の手を一切緩めなかった。「受け身に立つと悪い結果にしかならない。センバツの横浜戦のように攻め抜く戦いを貫けた」。県大会全体を振り返り、千葉諒主将はチームの成長に手応え.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 決勝史上最多の24得点を挙げ圧勝した八学光星は、大差がついた中盤以降も攻撃の手を一切緩めなかった。「受け身に立つと悪い結果にしかならない。センバツの横浜戦のように攻め抜く戦いを貫けた」。県大会全体を振り返り、千葉諒主将はチームの成長に手応えをつかんだ様子だ。  打撃に関しては各打者とも自信を深める一方で、謙虚な姿勢は崩さない。先制の一発を含む4安打を放った足立悠哉は「しっかり自分のポイントで打てた」と納得しつつも、「九回が終わって1点勝っていればいい。最後まで隙を見せずに戦わなければ」と表情を引き締める。主砲深江大晟も「打線は全体的に上向き。東北大会も打てるだけ打ちたい」と好調ぶりをアピール。一方、「走者がいる時は本塁打を狙わず、とにかく強い打球を」と自らに言い聞かせるように語った。  仲井宗基監督は「打線は水物。今をキープできるとは思わない」と冷静。千葉主将も「細かい走塁や守備など、修正しなければならない部分は多い」と分析する。ナインは県王者の立場にも決しておごることなく、課題に向き合い、さらなる高みへと着実に歩を進めるつもりだ。 [right]2014年春季県大会・決勝 八学光星 VS 工大一 [/right]