コロナワクチン接種10億回突破

 インド南部ベンガルールで新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける女性(左)=24日(AP=共同)
 インド南部ベンガルールで新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける女性(左)=24日(AP=共同)
【ロンドン共同】英オックスフォード大の研究者らがまとめたデータベースによると、新型コロナウイルスのワクチンの接種回数が25日までに、世界全体で10億回を超えた。ただ低所得国での接種は進んでおらず、ワクチン配分の不均衡が続いている。 米ブルー.....
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 【ロンドン共同】英オックスフォード大の研究者らがまとめたデータベースによると、新型コロナウイルスのワクチンの接種回数が25日までに、世界全体で10億回を超えた。ただ低所得国での接種は進んでおらず、ワクチン配分の不均衡が続いている。[br][br] 米ブルームバーグ通信は、1日当たり計1850万回投与されており、このペースだと、全世界の75%の接種が完了するまで1年7カ月かかると伝えた。米ジョンズ・ホプキンズ大によると、集団免疫の獲得には7割以上の接種が必要だと考えられている。[br][br] データベースによると、25日までに投与された計10億1千万回のうち約2億2500万回が米国での接種だった。中国が約2億2千万回、感染が急拡大しているインドが約1億3800万回、日米欧の中でいち早く接種を始めた英国が約4500万回で続く。[br][br] 一方、世界人口の2割弱を占めるアフリカ大陸での接種回数は計1677万回にとどまる。[br][br] 接種率が最も高いのは、3月下旬に投与を始めたブータン。インドからワクチンが無償提供され、全人口の75%が少なくとも1回目の接種を受けた。インド洋の島国セーシェルが67%、イスラエルが62%で続く。 インド南部ベンガルールで新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける女性(左)=24日(AP=共同)