上海モーターショー開幕 トヨタはＥＶ１５車種に拡大へ

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上海モーターショー開幕　トヨタはＥＶ１５車種に拡大へ

2021年4月19日 12:25

　上海国際モーターショーで世界初公開されたトヨタ自動車の新型ＥＶ＝１９日（共同）

【上海共同】世界有数の規模を誇る自動車展示会、上海国際モーターショーが１９日、中国の上海市で開幕した。中国は新型コロナウイルスの打撃を受けたが、依然新車市場として世界最大の座を維持。日系メーカーも最新の電気自動車（ＥＶ）などを披露し、トヨタ.....

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　【上海共同】世界有数の規模を誇る自動車展示会、上海国際モーターショーが１９日、中国の上海市で開幕した。中国は新型コロナウイルスの打撃を受けたが、依然新車市場として世界最大の座を維持。日系メーカーも最新の電気自動車（ＥＶ）などを披露し、トヨタ自動車は２０２５年までに世界でＥＶを現在の６車種から１５車種に拡大すると発表した。[br][br]　トヨタは中国で人気の高いスポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）の新型ＥＶを世界初公開。中国のＥＶメーカー「比亜迪（ＢＹＤ）」との共同開発による中国専用モデルも計画していると明らかにした。前田昌彦執行役員は「再生可能エネルギーを促進する政策と連携することで（消費者の）選択の幅が広がる」と述べた。日産自動車もＳＵＶ「エクストレイル」の新型車を、ホンダは中国市場向けとして初の新型ＥＶを紹介した。[br][br]　中国の２０年の新車販売台数は２５３１万台。新型コロナ流行の影響を受け前年比１・９％減だった。政府は脱炭素化に向け３５年までに全てのガソリン車をハイブリッド車（ＨＶ）やＥＶに置き換える方針だ。自動運転車開発への参入も目立ち、メーカーの競争は激しさを増している。[br][br]　上海国際モーターショーは今年で１９回目。北京国際モーターショーと隔年で開かれている。今回は１０以上の国・地域から約千社の自動車関連企業が出展する。展示面積は約３６万平方メートル。１９、２０日は報道陣向けの公開で、一般公開は２４～２８日。　上海国際モーターショーで世界初公開されたトヨタ自動車の新型ＥＶ＝１９日（共同）

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