文科大臣表彰の功績たたえる 技術向上に貢献 青森県庁で功労者に伝達式

文部科学大臣表彰を受けた受賞者ら=16日、青森県庁
文部科学大臣表彰を受けた受賞者ら=16日、青森県庁
科学技術の向上に貢献した功労者を表彰する2021年度文部科学大臣表彰に、青森クリエイト(六ケ所村)の山口寿広さん(44)と角正行さん(37)、加賀EMS十和田(十和田市)の気田一也さん(30)が創意工夫功労者に選ばれた。青森県は16日、県庁.....
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 科学技術の向上に貢献した功労者を表彰する2021年度文部科学大臣表彰に、青森クリエイト(六ケ所村)の山口寿広さん(44)と角正行さん(37)、加賀EMS十和田(十和田市)の気田一也さん(30)が創意工夫功労者に選ばれた。青森県は16日、県庁で伝達式を行い、功績をたたえた。[br][br] 山口さんと角さんは、原子力施設の工場で、廃棄物入りのドラム缶を処理する工程を改善。不具合のあった場合の復旧作業を円滑化し、ラインの停止期間を減らすなど、効率化と安全性向上を達成した。[br][br] 気田さんは、カーナビなどに使われる基板への部品設置作業の効率化を考案。部品切れの予想時刻を計算し、補充のルールを設定したシステムを開発することで、作業効率化と人員削減を果たした。[br][br] 県商工労働部の相馬雄幸部長から表彰状を受け取った気田さんは「今後もITを活用して業務効率化や生産性向上に貢献していきたい」と述べた。[br][br] 創意工夫功労者賞は、工場などの現場で技術向上に貢献した従業員が対象。県内では他に、地下水熱を活用した冷蔵冷凍システムを開発したリビエラ(青森市)の今修一郎さん(36)が選ばれた。文部科学大臣表彰を受けた受賞者ら=16日、青森県庁