20年度下半期は1件 空自三沢の航空機部品落下事案

航空自衛隊三沢基地は13日、2020年度下半期(20年10月~21年3月)に発生した航空機の部品落下事案を公表した。21年2月、同基地所属のE2C早期警戒機1機から、翼に車輪を格納する部分の扉の内側に付いていた緩衝材1点がなくなった。落下に.....
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 航空自衛隊三沢基地は13日、2020年度下半期(20年10月~21年3月)に発生した航空機の部品落下事案を公表した。21年2月、同基地所属のE2C早期警戒機1機から、翼に車輪を格納する部分の扉の内側に付いていた緩衝材1点がなくなった。落下に伴う住民被害の報告はない。[br][br] 同基地の第3航空団司令部渉外室によると、なくなったのは縦約30センチ、横約2・5センチ、厚さ約1センチのゴム製の部品で、重さ約35グラム。[br][br] 同機体は2月9日午後、同基地を離陸し、東方の洋上空域で操縦者の資格取得のための訓練飛行を実施。離陸から約2時間後、同基地に戻って間もなく行った点検で紛失が判明した。基地内を捜索したが、見つからなかった。[br][br] 訓練を行った洋上空域、または同基地と空域との間の経路で落としたとみられる。[br][br] 公表を受け、青森県は13日、同基地の久保田隆裕司令に対し、再発防止に万全の措置を講じるよう口頭要請した。