照ノ富士が大関復帰 口上は「誠にありがとうございました」

 大関復帰力士
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日本相撲協会は31日、東京都墨田区の両国国技館で大相撲夏場所(5月9日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、照ノ富士(29)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の大関復帰を正式に決めた。 21場所ぶりの.....
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 日本相撲協会は31日、東京都墨田区の両国国技館で大相撲夏場所(5月9日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、照ノ富士(29)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の大関復帰を正式に決めた。[br][br] 21場所ぶりの返り咲きは、現行のかど番制度となった1969年名古屋場所以降、魁傑の所要7場所を上回る最長ブランク。[br][br] 相撲協会は使者として、同じ伊勢ケ浜一門の高島理事(元関脇高望山)と浅香山審判委員(元大関魁皇)を江東区の伊勢ケ浜部屋に派遣。昇進伝達式で照ノ富士は「謹んでお受け致します。本日は誠にありがとうございました」と口上を短く述べた。大関の誕生は昨年秋場所後の正代以来で、来場所は1横綱4大関となる。[br][br] 照ノ富士は2015年夏場所後に新大関となり、17年九州場所で関脇に転落。両膝の負傷や内臓疾患で一時は序二段まで転落した。大関経験者が幕下以下で出場するのは初めてだったが、奇跡的な復活を遂げ、春場所は12勝3敗で3度目の優勝。直近3場所で、昇進目安とされる合計33勝を上回る36勝を挙げた。 大関復帰力士