空自三沢のF35A戦闘機2機、青森空港に緊急着陸

青森空港に緊急着陸したF35Aステルス戦闘機2機=24日午後5時20分ごろ
青森空港に緊急着陸したF35Aステルス戦闘機2機=24日午後5時20分ごろ
24日午後2時20分ごろ、航空自衛隊三沢基地所属のF35Aステルス戦闘機2機が青森空港に緊急着陸した。同基地によると、日本海上空で訓練中、1機のエンジン関連の警報灯が点灯。安全確保のため、別の1機が同行した。けが人はなく、部品の落下も確認さ.....
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 24日午後2時20分ごろ、航空自衛隊三沢基地所属のF35Aステルス戦闘機2機が青森空港に緊急着陸した。同基地によると、日本海上空で訓練中、1機のエンジン関連の警報灯が点灯。安全確保のため、別の1機が同行した。けが人はなく、部品の落下も確認されていない。同基地にF35Aが配備された2018年1月以降、同空港への緊急着陸は初めて。[br][br] 2機は防空戦闘訓練のため、午後1時半ごろに同基地を離陸。同基地の西約130キロ付近の日本海洋上で異常を知らせる警報灯が点灯したため、緊急状態を宣言して同空港に降りた。同基地は「手順に従って適切に着陸した」としている。[br][br] 機体は24日午後10時現在、同空港にとどまっている。同基地は現地に整備員を派遣し、原因を確認中。帰投は機体の整備を終え次第となり、25日以降の見通し。同基地の久保田隆裕司令は「原因を究明し、再発防止に努める」とのコメントを出した。[br][br] 青森県によると、緊急着陸の影響で、午後2時35分発の札幌線の出発が12分遅れた。県と三沢市は同日、久保田司令に対し、原因究明や再発防止などを要請した。[br][br] 同基地では19年4月に県沖の太平洋上で、訓練中のF35A1機が墜落、パイロットが死亡する事故が起き、約4カ月にわたって訓練を停止した。青森空港に緊急着陸したF35Aステルス戦闘機2機=24日午後5時20分ごろ