青森県内初、コロナ感染で6件労災認定

青森労働局は17日、業務中に新型コロナウイルスに感染したとして、労災請求があった6件が労災に認定されたことを明らかにした。青森県内で新型コロナに関連して労災が認められたのは初めて。 同労働局によると、労災認定されたのは、昨年12月から今年2.....
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 青森労働局は17日、業務中に新型コロナウイルスに感染したとして、労災請求があった6件が労災に認定されたことを明らかにした。青森県内で新型コロナに関連して労災が認められたのは初めて。[br][br] 同労働局によると、労災認定されたのは、昨年12月から今年2月19日までに請求のあった15件のうち6件。いずれも3月に入り、認められたという。[br][br] 業種別では、社会保険・社会福祉・介護事業が4件、サービス業が2件。請求内容は、治療費を保証する療養補償給付が4件、休業中の賃金8割が給付される休業補償給付が2件。[br][br] 未決定の9件は、事業者や本人に対し、当時の状況や行動歴に関する調査を継続している。同労働局は「仕事に関係して新型コロナに感染した可能性がある場合は相談してほしい」と呼び掛けている。[br][br] 新型コロナによる労災は、感染経路が業務によることが明らかな場合や、経路不明でもリスクが高い業務に従事し感染した場合が対象。医師や看護師、介護従事者は、業務外での感染が明らかな場合を除き、原則として給付される。