国際大会V、幸先いいスタート 卓球のエース張本、伊藤

 ワールドテーブルテニス2戦目の女子シングルス決勝でプレーする伊藤美誠=13日、ドーハ(WTTDOHA2021提供・共同)
 ワールドテーブルテニス2戦目の女子シングルス決勝でプレーする伊藤美誠=13日、ドーハ(WTTDOHA2021提供・共同)
13日までドーハで行われた今年最初の卓球の国際大会、ワールドテーブルテニス(WTT)2連戦で、シングルスは女子の伊藤美誠(スターツ)が2連勝、男子の張本智和(木下グループ)も2戦目を制した。世界トップの中国勢が参加を見送った中、第1シードと.....
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 13日までドーハで行われた今年最初の卓球の国際大会、ワールドテーブルテニス(WTT)2連戦で、シングルスは女子の伊藤美誠(スターツ)が2連勝、男子の張本智和(木下グループ)も2戦目を制した。世界トップの中国勢が参加を見送った中、第1シードとして出場した日本の両エースが幸先のいいスタートを切った。[br][br] 新型コロナウイルスの影響で海外勢との実戦が限られ、伊藤は「いろんな国の選手と対戦したい」と臨み、計6カ国の選手に勝利。張本は最初の大会の準決勝で元世界1位のドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)に逆転負けしたが、翌週の再戦で雪辱し、日本卓球協会の宮崎義仁強化本部長は「吸収力が高く、大会の中で成長した」と評価した。[br][br] ダブルスは新型コロナ禍で昨年は練習が難しく、短期間の調整で臨んだ。女子は石川佳純(全農)平野美宇(日本生命)組が優勝と準優勝。混合は水谷隼(木下グループ)、伊藤組が2戦目に出場し、4強入りした。今後は代表合宿を増やし、連係を高める。[br][br] 日本協会によると、5月に中国で2大会の開催が予定されているという。昨年11月の中国遠征の際は到着後に練習できない隔離期間があり、万全な状態で臨めない点が懸案として残った。ただ、参加しなければ五輪まで中国勢との対戦が実現しない可能性もあり、張本は「棄権する可能性はあるけど、大会があれば出る方向では考えている」と話した。 ワールドテーブルテニス2戦目の女子シングルス決勝でプレーする伊藤美誠=13日、ドーハ(WTTDOHA2021提供・共同)