三陸沿岸道・種市―侍浜間20日開通 報道陣に公開

開通区間の橋では最長の有家川橋=15日、洋野町
開通区間の橋では最長の有家川橋=15日、洋野町
三陸沿岸道路の洋野種市インターチェンジ(IC)―侍浜IC間の延長16キロが20日に開通するのを前に、国交省三陸国道事務所は15日、同区間を報道陣に公開した。開通に伴って八戸―久慈間は高規格幹線道路でつながり、八戸市庁―久慈市役所間の所要時間.....
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 三陸沿岸道路の洋野種市インターチェンジ(IC)―侍浜IC間の延長16キロが20日に開通するのを前に、国交省三陸国道事務所は15日、同区間を報道陣に公開した。開通に伴って八戸―久慈間は高規格幹線道路でつながり、八戸市庁―久慈市役所間の所要時間は現在より10分短い50分となる。[br][br] 同区間は、2013年に着工した洋野階上道路(23キロ)の一部。昨年12月に階上―洋野種市間7キロが先行開通していた。[br][br] 同事務所によると、開通区間は山林を造成する土工工事を要する箇所が多く、盛り土は270万立方メートル、切り土は155万立方メートルに上った。構造物は、有家川橋(307メートル)をはじめ7基の橋がある。[br][br] 侍浜は上下線の両方面から乗り降りできるフルIC。洋野町内にある種市、宿戸、有家の3カ所はいずれも1方面からしかアクセスできないハーフICだが、種市は国が将来的にフル化する方針を示している。[br][br] この日は職員が現地を案内し、八戸、久慈両市に拠点がある企業の輸送効率化、観光客の周遊性向上などメリットをアピールした。[br][br] 20日は午前11時から、洋野町種市の本線上で開通式典を行う。一般車両の通行は午後3時半から。開通区間の橋では最長の有家川橋=15日、洋野町