青森県内2月倒産1件、総額6億4400万円/帝国データバンク

民間信用調査会社の帝国データバンク青森、八戸両支店は10日までに、青森県内企業の2月の倒産集計を発表した。負債額1千万円以上の倒産件数は前年同月比1件減の1件で、負債総額は5億8900万円増の6億4400万円だった。 倒産した企業は、グルー.....
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 民間信用調査会社の帝国データバンク青森、八戸両支店は10日までに、青森県内企業の2月の倒産集計を発表した。負債額1千万円以上の倒産件数は前年同月比1件減の1件で、負債総額は5億8900万円増の6億4400万円だった。[br][br] 倒産した企業は、グループホームや宿泊施設を運営していた平川市の「ユートピアあいのり」で、要因は「受注・販売不振」。法的整理別は「破産」だった。[br][br] 両支店は新型コロナウイルス禍について「観光や飲食、運輸などの大きな影響を受ける特定業種を中心に、厳しい環境が続くことは避けられない」と指摘。[br][br] 業績回復が難航し、追加融資が必要な企業も少なくないとし、「ビジネスモデルの再構築や金融機関の対応などにも注目する必要があるだろう」としている。