【震災10年】感謝の思い天まで 親子でたこ揚げ/野田

空高くたこを揚げる子どもたち
空高くたこを揚げる子どもたち
野田村観光協会は6日、東日本大震災から10年を迎えるのに合わせ、同村の津波防災緑地・十府ケ浦公園でたこ揚げのイベントを開いた。子ども約50人と保護者が、村の復興に対するさまざまな支援に感謝の思いを込め、天高くたこを揚げた。 この日は程よく風.....
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 野田村観光協会は6日、東日本大震災から10年を迎えるのに合わせ、同村の津波防災緑地・十府ケ浦公園でたこ揚げのイベントを開いた。子ども約50人と保護者が、村の復興に対するさまざまな支援に感謝の思いを込め、天高くたこを揚げた。[br][br] この日は程よく風があり、たこ揚げには絶好のコンディション。津波浸水域に整備された芝生地では、糸を緩めたたこがすぐに浜風に乗って大空に舞い上がり、子どもたちが歓声を上げた。[br][br] 子どもにたこ作りを指導した高齢者グループ「元気じいちゃんクラブ」は、復興支援に対する感謝のメッセージを書いた大きめのたこを揚げた。[br][br] 村立野田小3年の中野暁斗(あきと)君と沢里仁君は「こんなに遠くまでたこを飛ばせたのは初めて。最後は糸が絡まってしまったけれど、楽しかった」と笑顔だった。空高くたこを揚げる子どもたち